スパイスでおいしく健康に!


スパイスは食べ物をおいしくし、そして食べた人を健康にします。「おいしい太田胃散」なのです。太田胃散の成分表をご覧ください。どれもこれも、スパイスばかりなんですから・・・。

手軽に楽しむスパイス料理

手軽にスパイス料理を楽しみたい・・・。そんな方にまずオススメしたいのが、「専用のミル」を買うこと。
電動のコーヒーミルで、安いのなら2000円もしないのがあります。これを買えば、いつでも新鮮なスパイスパウダーを使うことができるのです。スパイス料理のスパイスは、ホール(木の実そのまま)を使うのが原則。パウダーになっている小ビンを各種そろえても、結局使わずじまい。パウダーですと3か月もすれば香りがとんでしまいますので、必ずホールのものを買いましょう。なお、コーヒーミルはスパイス専用にします。コーヒーに使うと・・・すごいことになります!

まずは定番、「インド風カレー」から

スパイスといえばカレーです。失敗してもごまかせる、最高の料理です。

材料:ニンジン2本、玉ねぎ2個、鳥もも肉300g、ホールトマト缶詰1缶、そして・・・なんとカレールー(いつも使っているので結構です)、ヨーグルト

スパイス:カルダモン7粒、クローブ10個、黒胡椒10粒、ナツメグ(粉で構わない)小さじ半分、フェネグリーク小さじ半分、ローリエ1枚、シナモンスティック1本(細かく折る)、コリアンダー大さじ1、クミン大さじ1。以上が基本です。つまりこれはインドの香辛料「ガラムマサラ」の材料です。香辛料と言っても「辛」はほとんど入っていません。辛みを強化したい場合は粉末トウガラシをお好みで加えてください。
他に手に入れば、フェンネル、コブミカンの葉、カー、ポピーシード、マスタードシード、セロリシード、ディルシードなどを少々。

作り方

  1. ニンジン、玉ねぎはみじん切りにしたうえ、フードプロセッサーで細かくし、これをバターで炒めます。きつね色までが理想的ですが、面倒なら「火が通ったな」ぐらいで大丈夫。
  2. 炒めている間にミックススパイス作り。上記のスパイスを電動ミルに入れて数秒でできあがり。実に簡単です。
  3. 鶏肉にヨーグルト少しと作ったばかりのスパイスパウダーをひとつまみだけかけて、もみ込みます。そんなに真剣にやらなくても結構です。「ねかす」必要もありません。
  4. 野菜が炒まったら、フードプロセッサーでドロドロにした、ホールトマトを投入。少し煮込みます。
  5. 鶏肉をヨーグルトごと投入し、火を通します。肉を先に炒めておく方法もありますが、その辺、どっちでも結構です。
  6. ある程度炒まったら、煮込み鍋に移して、(必要なら多少水を入れて)煮込みます。沸騰したらアクをとり、いつものカレールーを投入。通常のカレー作りの工程を踏みます。
  7. できる数分前、残った(大さじ3杯はある)スパイスパウダーを投入。よくかきまぜます。
  8. 火を止めて完成!なんのことはありません、普通のカレーに「ガラムマサラ」を入れただけです。ジャガイモを入れないことと、ニンジンが形をなしていないことが、いつもと違うところですね。鶏肉は骨付きのほうがおいしいとも言われますが、食べるとき面倒なので家族からクレームがつくので、やめておきましょう。

な〜んだ、とお思いになると思いますが、これでいつもとまったく違う、「ムムッ。これはインド風だ」というカレーに仕上がるでしょう。
お子様向きではないかも知れません。本格好みの大人の方向きですね。一度お試しください。そうそう、乾しブドウを少し入れると、もっと「らしく」なります。

このページの料理は「簡単にできる」をモットーにしております、ハイ。


スモークサーモン、燻製卵

スモークものを作ろうとすると、煙もうもうで本人が燻製になってしまいます。そこで・・・。
「燻液」という便利なものがあります。燻製の成分を液体にしたもので、市販されているスモークサーモンもほとんどこの燻液を使用して作られています。これが食品材料専門店や「東急ハンズ」などで売っています。

・スモークサーモン

作り方:刺し身で食べられるサケの切り身を買ってくる。燻液と塩胡椒、クローブ2本、ローリエ1枚、オールスパイス4〜5粒、(あれば)ケッパーを混ぜて、タッパーの中に入れ、切り身も入れる。汁気が少なければ白ワインを煮きった(アルコールを飛ばした)ものを加えます。調味液はちょっと舐めて「おいしいな」と思えばそれでOK。冷蔵庫で一晩保存。翌朝もう完成しています。これほど簡単だとガッカリするぐらいのあっけなさ。

食べ方:どう食べても自由ですが、サワークリームと一緒にライ麦パンでサンドイッチにすると最高です!

・燻製卵

作り方:「燻液」を売っているお店では、たいがい「燻味塩」という、燻製風味の塩を売っています。これをゆで卵にかけます。…以上です。怒らないでください。十分「燻製卵」になってますから。この「燻味塩」をサケの刺し身に振り掛ければ、一番簡単にスモークサーモン(と言えるかどうか)が楽しめます。さすがに簡単すぎて恥ずかしい・・・。


もう少し本格的な燻製

いくらなんでも「燻液」では・・・というメールを頂戴しました。名古屋のK様より。
「燻製はチップを使うと煙の加減が難しく、モクモク状態になります。オススメはスモークウッド(チップをかためた角材状のもの?)です。一度火をつけると一定量の煙を出しつづけます。お手軽にできるのはチーズ、ちくわ、魚の干物などをそのまま燻煙すると、おつまみにぴったりです。一度お試しください」
さっそく挑戦。簡単で最高です。安いプロセスチーズが高価なスモークチーズに変身!サバの文化干しもGOOD!うなぎの蒲焼きを燻製にしてみたところ、これはこれでオツなものができました。Kさん、ありがとうございます。


五香粉

中華風味をつける「五香粉」(ウーシャンフェン)。これもスパイスミルで簡単に作れます。いろいろな流儀がありますが、まず一般的なレシピをご紹介します。

材料:八角(スターアニス)、山椒、シナモン、フェンネル、クローブの五種のスパイス。八角って本当に八角ですね。分量はだいたい等分で構いません。これを例の電動ミルで5〜6秒。完成です。かなり香りがもつので、ある程度作り置きできます。

使い方:炒め物などに指先一つまみ投入します。煮物にもOK.入れすぎると・・・食べられなくなります(香りきつすぎで)。
一工夫:これに塩を混ぜて卓上調味料になります。揚げ物などにちょっと振り掛けると「う〜ん中華風」に。


バジルペースト(ペストジェノベーゼ)

ハーブネタでもありますが、非常においしいものなので、迷った末にこちらに載せました。
生ハーブのバジルを使ったペーストで、パンにつけて良し、パスタに良し、おまけにご飯に乗っけて混ぜて食べてもおいしいという、重宝なものです。できたものを買うと高いので自分で作りましょう。
バジルの栽培はハーブの中では非常に簡単です。バジルはインドやアフリカ原産なので、地中海産が多いほかのハーブ類よりも日本の気候風土に良く合い、梅雨なども平気です。ただし1年草。種から蒔くと安くつきます。ぜひお試しください。

材料:バジル生葉100g、乾燥ガーリック大さじ1、松の実60g(高いのでヒマワリの実でも代用できます。アメ横なら松の実も安いです)、粉チーズ80g、オリーブオイルをカップ1、塩少々(味をみながら好みで)。

作り方:すべての材料をフードプロセッサーにかけて、ドロドロにする。以上です。小ビンに小分けして冷蔵庫へ。

食べ方:上記のとおり、パン・パスタ・ご飯、なんでもOKです。簡単にできるのに「こんなにおいしくて良いのかな?」と思いますヨ。


白身魚のセージ焼き

これもハーブネタ。白身魚に小麦粉をまぶし、ハーブソルトで味をつけてムニエルにします。セージはクセが強いのですが、油と相性が良く、香りもマイルドになりますし、カリカリしておいしくもなります。おいしいですよ。
セージはベランダ栽培できる多年草です。アルカリ性の土壌を好み、乾燥に強い。発育力が旺盛なので、どんどん使うとまた葉がついて繁茂します。使ってあげるのが彼(セージ)のためなのです(?)

材料:白身魚、小麦粉、ハーブソルト(なければ「味付け塩胡椒」でOK)、オリーブオイル、セージ生葉(魚1切れにつき葉10枚)。

作り方:フライパンを熱し、適量のオリーブオイルを入れ、熱くなったらセージを入れます(揚げる感じになります)。粉を打ち、ハーブソルトをまぶした白身魚を入れます。ふたをし、しばらくしたら適当に裏返し、その後はふたをしません。焼けたら完成です。

食べ方:もちろんおかずですから、パンやご飯とあいます。カリカリのセージがおいしくて・・・。


アメリカ「おばあちゃんの味」

アメリカは西海岸から教えていただきましたアメリカ秘伝の味。魚で作ってもおいしそうです。

鶏一羽を丸ごと買ってお腹をきれいにし、セロリ、クルトン(パン粉でもよい)、ベーコン、椎茸、にんじん、セイジ、タイム、ニンニク、たまねぎを微塵切りにしたものを、オリーブオイルとカレー粉少々、塩こしょうで軽く炒めてレーズンを加えそれを鶏のお腹に詰め、爪楊枝でお腹を閉じてから、表面全体にもニンニクとオリーブオイルを擂り込んで全体にアルミ箔を被せてからオーブン(180℃くらい?)で丸焼きにします。 約2時間(鶏の大きさによる)火が全体に通ったら、一度鶏を出しアルミを取ってアプリコットジャムを水で溶いたものを刷毛で表面全体に塗り、充分焼き色がつくまで再びオーブンで焼きます。 (30分くらい)
よーく焼けて櫛を通してみて肉汁がジュージューいったら出来上がり!本当は七面鳥でやるのですが、うちには大きすぎるので鶏でやります。 トレイに落ちた肉汁からグレービーソースも作れます。鍋に、肉汁と水を加えチキンストックを入れて(あれば、お腹にはいっている鶏の首、内臓とブーケガルニでだしをとる)火にかける。水で溶いた小麦粉を加えて、塩、胡椒で味を調えてとろみをつけたものを焼きあがったお肉にかけて食べるのです。(これをGravy Source=肉汁ソース、といいまーす)
また、お腹に詰めた詰め物(スタッフィングという)は鶏が焼けたら掻き出して別の容器に入れ、軽く焦げ目(クルトンが入っているから)がつくまでオーブンで焼き、お肉とともに出します。(焼かないと、ちょっとべちゃべちゃしているんです)
これが行事があると出される欧米のトラディッショナルな鶏(七面鳥)の丸焼きでーす! 人によっては、スタッフィングにくるみやクリを入れたり、米をいれてピラフを鶏のお腹で作ったり。(丸焼きはちょっと、という人はスライスされた鶏ももとスタッフィングを一緒にオーブンで焼くだけでもいいかもしれません) セイジやタイム、セロリがお肉の臭みを消してくれるので私はこの料理が大好きです。


今のところこれだけです。どんどん追加しますので・・・

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