トンパ(東巴)文字

中国雲南省に住んでいる納西(ナシ)族が約1000年前から使い続けている象形文字です。

「東巴」とは納西(ナシ)族の祭官や史官のことで、冠婚葬祭や占いなどを司っています。このトンパが神話や説話を語るときの文字がトンパ文字で、「風の谷のナウシカ」に出てくる「その者青き衣を纏いて金色の野におり立つべし」のタペストリーのようなものです。

たくさんの文字がありますが、鳥にかかわる文字も多く、とても面白いのでご紹介しましょう。
ただし現地でなければ判らないような鳥種も多いようですし、鸚哥がないのが残念(笑)。

飛ぶ 棲む 啼く 啄く 羽根 羽毛
捕らえる 有精卵 漏れる 卵白 尾が出る
抱卵 鶏冠 鳥の胃 そ嚢 孔雀尾
雄鶏 雄叫び 雌鶏 野鶏 錦鶏 雛鶏
白鵬 孔雀 布谷鳥 妬悪鳥 白斗鳥
太平鳥 名乗る鳥 綬帯鳥 鶺鴒 吸風鷹 魚鷹
百炙鳥 山鳥 瑠璃鳥 鵞鳥 鴛鴦
水鶏 白鶴 水葫芦 秋鶏
黄鷹 悪老鷹 鸚鵡 翡翠 岩雀
春告鳥 蝙蝠 白鶴 孔雀 黄鷹 公雉 公鶏

なお、トンパ文字には詳しいサイトがありますのでご参照下さい
TOMPA!!(超漢字トンパサイト)

TOP